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2022年8月

2022年8月20日 (土)

トランプ大統領のマガ(MAGA)は、時代(歴史の流れ)が 生み出したのでは?

私は、毎日 歴史書を少しずつ読んで過ごしていますが、
つくづく、歴史とは、
鴨長明 が 言うように 流れに 浮かんだ泡 みたいなものだな
と、感じています。

ただ、この歴史の流れとは、
我々が、想像するような 向こう岸が見えるような 小さな川 ではなく

対岸が、はるか遠くにあり、地平線 の 彼方 に あるような 大河なのです。

しかも、
川の中で浮かんでいると、
流れているかどうか 分からないくらい 流れ が、緩やかなのです。

ですから、
川の中で浮かんでいる我々には、
川の流れが 方向を変えたとしても、
そのことが自覚することなく、
従来通り 川が 流れているのだなと 感じるのです。

でも、
流れが変わっった場合、
やはり、周りの風景や流れ自体の様子が
以前とは少し変わってくるので、

ごく少数の敏感な人は
流れの変わったことを、無意識 に 感じて、
行動も従来通りではなくなるのです。

大多数を占める普通の人は、
流れが変わったことを理解できずに

流れが変わったことで生じる現象を、
象を触って、

象とは、こういうものだと 触った一部分を
あたかも全体のように説明している
盲人 の たとえ話 の ようなもの です。

マスコミは、大本営発表の報道に徹して、世の中で 何が生じているか
について、本当のところを報道しませんので、
普通の人は盲人同然の状況に置かれたままなのです、


実は、
私は、30年前に 冷戦が終了しで 少し経ったときに
500年来の国民国家の歴史が終了して、
歴史は、地域共同体から世界連邦への歩みを始めたと
述べたのですが、

理解する人が、私の周囲には一人もおらず、
さみしい思いをしたのでした。

そのときは、
30年もたつと、わかる人が少しは出てくるだろうと
考えて、時間が進むことを見ることにしたのですが、

30年たってみると
当時の私のか考えは、少し遠くを見通しすぎたのかな?
と、感じています。

考えてみると
30年との期間は、
人生にとって とても 長く 重要な期間 では ありますが、

悠久の流れ の 歴史 においては、
一瞬であり、

目立った変化 を 求めるのは、
無理筋だったのです。

というのは、
とりわけ 最近のアメリカで 起きること を 見ていると

相も変わらず、
歴史の流れ が 変わったことに 気 が 付かないで

法律を 無視して  目先 の 私利私欲 や 長年の恨みつらみ の 復讐
に いそしんでいる アウトローが のさばっていて、

例えると、
〇〇一家が、市長 や 保安官、更には、巡回判事をも
武力 や 権力 による 脅迫 で 支配する

西部劇でおなじみの 西部の町 を
見ているているような気がする毎日です。

トランプ大統領は、
その中で、〇〇一家の 目に余る横暴、私利私欲に目を奪われて、
本来の使命を忘れた市長やそのスタッフ に 対して 我慢ができなくなり
一人 で 立ち上がった市民 というべきでしょう。

トランプ大統領は、
無自覚であるもの の 川の流れ が 変わったことを 感じて、

〇〇一家 を 駆逐して、この街を 再び栄光ある街に作り替えよう
と、毎日 市民 に 向かって訴えかけて、
それなりに 多くの市民 の 賛同 を 得たのでした。

従来通り、町 を 脅迫 で 支配し、
更には、
隣町 や その地方 を 武力 による 脅迫 で
支配を広げよう と 考えていた 〇〇一家にとり、

トランプ大統領 は、
目の上で 飛び回る ハエみたいな 迷惑の存在 でした ので、

一度、市長の座より引きずり落したのですが、
その後も、トランプ大統領が活動をやめないので、
市長 や 保安官、更には 巡回判事 まで 動員して
次の市長選挙 に 立候補させないよう に 妨害活動に、いそしんでいた のです。

その際 に、
法律 を 無視して、証拠 を 捏造し、
ないことも あることにして訴えて

あらん限りの手段 を 駆使して
トランプ大統領 を 社会的 に 抹殺しよう と したのです。


トランプ大統領 と ディープステートの争い(死闘)は、

トランプ大統領が 、
「沼の水を抜け」(ワシントン腐敗政治家を排除せよ)

との スローガン を 掲げて
大統領 に 就任してから 始まりました。

では
ディープステートとは、どんな人の集まりなのでしょうか?

私は、
ブッシュ大統領、現在のバイデン大統領、オバマ大統領、クリントン夫妻など の
従来からの民主党や共和党の政治家
(大統領経験者、上下院議員、各州の知事 や 政治家、各州の官僚)

および
ホワイトハウスや各省の官僚
更には
連邦最高裁 判事以下の官僚(裁判官)
という

三権 を 構成する 皆さん 全員

更には、
マスコミ の大半 および 財界のある部分

即ち、言い換えると
アメリカをリードし、支配するエスタブリッシュメントなのです。

彼らは
国全体の利益よりも
自分の私利私欲を追求するために 要職につき

法律 を 無視して
やりたい放題 利権を貪り食っていた と、

トランプ大統領 には、
感じられ、考えられたのでしょう。

ですから、
風車に挑んだドン・キホーテよろしく
単身で これらのエスタブリッシュメント の 人々 に、
戦い を 挑んだのだろうと、推察しています。

トランプ大統領が 挑んだおかげで、

ディープステートの腐敗や 私利私欲の追及ぶり、
法律無視 の やりたい放題の行状が、
暴かれてきた感じがしています。

遠い日本から アメリカを観察している私には、
詳しいことはわかりませんが、

最初、
ディープステートは、
単身で エスタブリッシュメント に 挑んだトランプ大統領 を
簡単に粉砕できる と、思っておられたのでしょう、

ところが、
大統領の任期 が 進むにしたがって、
世論 が、トランプ大統領支持 に 傾いていったので、

2020年の大統領選挙 では、
本腰を入れて

総力 を 結集して トランプ大統領対策 に 乗り出し、
不正選挙や 連邦最高裁長官 更には ペンス副大統領 まで 繰り出して、

トランプ大統領 を ワシントン から 追い出し(追放)に成功したのです。

ワシントンから追い出された(追放された)トランプ大統領は
MAGAをスローガンに、共和党をまとめて
今回の中間選挙で、MAGA運動の支持者を 議会に送り込んで、
議会多数派となり、

来るべき2024年の大統領選挙で
今度こそ
ディープステートをワシントンから追い出そう と、
虎視眈々着々と準備 を 続けています。

この
トランプ大統領とディープステートの戦いの行方について、

私は、
予想 も できないし、
その立場 でも ありませんので
発言 を 控えさせていただきますが、

トランプ大統領のMAGA運動は、
歴史 が もたらした(生み出した)運動では
と 注目していますので、

少しこれについてお話しさせていただきます。




1990年代の初め
私が、
500年来の国民国家の歴史から 地域共同体 その先の世界連邦 に向けての
歴史の歩み が 始まった と 感じたとき、
次の2つの点も考えていました。

1.国民国家の歴史 は、
  13世紀初め フランス で 国民国家の歴史への歩みを始めてから
  百年戦争を経て 15世紀末より始まり、20世紀末に終了した歴史ですが、

  封建社会の中で 国民国家の歴史への歩みを始めてから 300年間
  更に、
  国民国家が始まってから 500年間 との
  合わせて 800年間 も 継続した 長い長い歴史なのです。

  ですから、
  20世紀末に 国民国家の歴史 が 終了して 新たな歩みを始めた
  といっても、

  その歴史は、数百年単位の期間になるだろうし

  地球上の統治単位が、
  現在の国が 地域共同体に編成替えされるまで でも
  数百年の経過を経なければならないだろう

  と、考えていました。

2.現在の国の体制から
  地域共同体への編成替えが行われる際の 各国の状況を考えると、

  その国の愛国者 は、
  国際間における自分の国の地位を少しでも上げておこう、

  地域共同体が視野に入ってくると 猶更 その感 を 強めて、
  来るべき地域共同体において、
  自分の国のリーダーシップを少しでも発揮できるようにしておこう

  と、考える人が出てくるであろう。


20世紀末からの経済のグローバル化、メガコンペティション の動きは、
急速であり、指数関数的に 拡大しているような気がしますので、

国民国家の歴史が、
形成段階で 300年 かかり、
国民国家の歴史が始まってから500年間 継続した
のと 比べて、

想像以上に早く
地域共同体の歴史の時代が訪れて、

その先の
世界連邦の実現も
私の想像をはるかに超えた短期間で
実現するような気がしています。

トランプ大統領のMAGA運動は、
私が第2点 で 述べた 愛国者の動き ともいうべき 運動だ と 思います。

この動きは、
EUから離脱した ジョンソン首相、
この前のフランス大統領で敗北した ルペンさん も
同じ範疇(ジャンル)の政治家ではないでしょうか。

また、
この前暗殺された 安部元首相 も
この系列に属する政治家だと思います。

私は、
このような政治家が出現する前に
各国の水面下で このような動きをする政治家が現れ、

その数十年後に
その国のリーダーとなって活躍するようになると想像していました。

それが、
歴史の転換点から 30年程度の短い期間で
このような政治家が 何人も 現れ

しかも
その国のリーダーとして活躍するようになった ということは、

先ほど述べたように
歴史の歩みが、指数関数的に早まっている表れだろう
と、思います。

ただ、
トランプ大統領は、
今後の歴史 の 担い手には ならないのでは?
と、いう気 が しています。

というのは、
前の時代に属する の 国民国家 を 再び「偉大」にしよう と いうことは、
地域共同体 と 相反する動き では あるからです。

例えば、
トランプ大統領は、
地域共同体への第一歩 である TPPより 脱退しました。

ですから、
今後の注目点は、

自身が属する国を 偉大にする努力 を 傾注する傍ら、
来るべき地域共同体 の 形成 にも 注力する政治家 が 現れたとき、

真の時代の担い手たる政治家が現れたというべきでしょう。

ただ、
トランプ大統領のような愛国政治家の出現は、
歴史の歩みにおける 必然ともいうべきものであり、

歴史が、
トランプ大統領という偉人ともいうべき存在 を
後押しして 押し出した

と、いうことが できのでは?
という気がしています。


この文章を読まれた方は、
トランプ大統領と対峙する ディープステートこそが、
来るべき地域共同体の時代の担い手になるのでは?

と、お考えなる方が おられるのだろうと思います。

この点については、
ご説明すると 長くなりますので、

ここでは、結論だけをお話しさせていただきます。

1.私は、
  歴史の流れが 「積み重ねの歴史」と「繰り返しの歴史」の
  2種類ある と 考えていますが、

  ディープステートは、
  「繰り返しの歴史」に属する人々であり、

  「積み重ねの歴史」である
  国民国家の歴史から地域共同体、世界連邦の歴史に
  属さない人々だと考えています。

  蛇足を申し上げると、
  「積み重ねの歴史」に 屈服させられてきた「繰り返しの歴史」による
  「積み重ねの歴史」への復讐が、始まっていて、

   その主戦場が、
   アメリカ国内 と 米中間 での争いだと 考えています。

2.ディープステートの行動を 例えていうと
  19世紀における 帝国主義者の目的や行動と そっくりだと感じられます。

  ですから
  ディープステートは、グローバリストと呼ばれて 批判されていますが、
  帝国主義者も よその国を簒奪したグローバリストであり、
  ディープステートと同じ目的で行動している人々だ ということができます、

  ですから、
  彼らが実現しようとしている世界は、

  私が述べる 国民国家が終了した後に生じる地域共同体の世界とは
  似て非なるものであると思います

  広義 と 狭義 の 二つのグローバル化について



                          以 上



 

 

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