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2022年12月

2022年12月20日 (火)

ウクライナ戦争 は、キューバ危機 の 裏返しでは?

ウクライナ戦争が、長期戦の泥沼の様相を呈してきました。

日本は、アメリカ の 同盟国 であり、
西側諸国の一員として、ウクライナを支持して 応援していますが、


歴史を見る目から見て どうなのか について
気になり、開戦以来考えてきました。

今回は、日本の立場から離れて、
歴史的視座から ウクライナ戦争を評価するための私が考える論点について
お話しさせていただきたいと思います。

本論に 入る前に 申し上げておきたいことは、

今回のブログが、
ロシアのプーチン大統領を擁護するものではないこと
を ご理解ください。

プーチン大統領 は、
今回の戦争 を 開始した 張本人であり、
その責任 を 免れることは あるはずがありません。

この意味から、
プーチン大統領は、歴史上何人も登場した 
悪人の系列に属する 政治家 でしょう。

ですから、
ウクライナ戦争 は、
ワル(悪、悪人)が 始めた戦争 である というのが、
私の評価の出発点です。

 

     **********

 

 

今回のウクライナ戦争を考えるとき、
キューバ危機と何が違うのかということが、頭をよぎります。

キューバ危機は、

ソ連のフルシチョフ首相が、
キューバ に ミサイル基地 を 建設して 核兵器 を 持ち込もうとしたときに

アメリカのケネディー大統領が、

1.アメリカの裏庭である キューバ に
  核兵器 を ソ連 が 持ち込むことは許さない

2.ソ連が 現在キューバに向かっている ミサイルや核兵器の運搬船を
  即刻 ソ連に引き返すように要求する・

3.もし、ソ連が、キューバに向かっている船を引き換えさせなければ
  アメリカは、実力で、ソ連のキューバに向かっている船を阻止する。

4.ソ連戦を阻止するにあたっては、ソ連との核戦争も辞さない。

このニュースに接して、

ソ連が引かなければ 核戦争になり、
世界が 終末 を 迎えることになるのでは?

と、大変なことがこれから起こるかもしれないなと感じたのでした。


今回、プーチン大統領の主張の一つに、
国境を接するウクライナ に、NATO が 核兵器を持ち込んで
ロシア を 脅かそうとしているので
戦争もいとわないで 断固として 阻止する。

戦争になれば、核兵器の使用もいとわない。
と主張しています。

これは、
ケネディー大統領の主張と全く同じ主張ではないでしょうか?

キューバ危機の際に、
ケネディ大統領は、こぶしを振り上げて、
核戦争も辞さないと 後に引けない態度に出ましたが、

ソ連が、
アメリカの要求をのんだことにより、こぶしを下すことが出ました。

今回のプーチン大統領も ケネディ大統領と同じように
核戦争も辞さないと こぶしを振り上げたところまでは同じなのですが、

キューバ危機のような態度を
バイデン大統領のアメリカが取らずに、

逆に 日本から見ていると
プーチン大統領に戦争や核戦争をけしかけているのでは?
と思える態度を取ったことにより

プーチン大統領は振り上げたこぶしを下すことができなくなり、
戦争に突入してしまったのでは と 感じられます。

要するに、
キューバ危機の時は、
キューバ危機を引き起こした張本人であるソ連のフルシチョフ首相が、

ケネディ大統領の逆鱗に触れて、
しっぽを巻いて キューバへの船をソ連に引き返させたので
戦争にならずに、危機で終わったのですが

今回は、こぶしを振り上げたプーチン大統領を

戦争させようと
アメリカ が あおったために 戦争が勃発した
との見方も ありうるのでは?

との考え方も 成立し得るのでは
と、感じられます

このような違いが生じた一つの要因は、

フルシチョフ首相が、
自分の判断ミス(軽く考えて)で
戦争の瀬戸際の政治情勢をもたらしたのに反して、

今回のバイデン大統領は、
冷戦終了以降 の アメリカが主導する NATO の 東方拡大の政策により
生じた結果処理を、担当するめぐりあわせになっただけであり、

いわば 他人の行った 他人事 の しりぬぐい をさせられたことと
バイデン大統領 を 支援している人々の利害 を 優先した結果、

戦争に誘導したのでは?との推測 も
成り立つような気がしています

ウクライナ国民の命や、
核戦争になれば 世界中の人々の生命に影響する戦争である
との認識に至らず

アメリカの大統領の資質もない 三流の政治屋であることの
馬脚をあらわてしたのでは?

という感じがしないでもありません。


これは、戦争勃発前 に

戦争になると、
ソ連からドイツへのガス用海底パイプラインが
使用できなくなる(爆破する?)
と、発言をし、

国務省の高官も 同趣旨の発言をしたと報道されていることからも、
推測されるのでは?と感じられます。

これは、
見方であるドイツ国民の生活や 場合によっては生命も
無視すると 表明しているのではないでしょうか?

(注)アメリカが パイプラインを破壊した
   といっているのではありません。

   バイデン大統領が、
   戦争になれば パイプラインも破壊される
   との認識を持っていて

   政治決断する際に その影響を無視していたこと
   (言い換えると、
    本気になって戦争を回避しようとしなかったこと)
   が、問題では?
   と、疑問を呈しているのです。 

現時点で、ウクライナ戦争は、
アメリカを先頭とするNATOとロシアの戦争の様相を
呈しているのではないでしょうか。

戦況は、
ロシア側が不利のような報道されていますが、
アメリカの武器庫の在庫も払底し始めている
との報道もありますので、

お互いに とことん戦った結果、どのような結末になるのか、
結果を見なければならないと思われます。

ウクライナという日本から遠い外国で行われていることについて
一つ一つの出来事を 詳細に知ることは不可能であり、

戦争が終了して、歴史となった時点で
歴史の法廷において 徐々に 真実 が 昭名になってくるもの
と、思います。


プーチン大統領が 悪(ワル)であることは、
ほぼ間違いがないことともいますが、

ワルの相方が、
無条件で善だとは限らないことを承知すべきでしょう。

今回のウクライナ戦争は、

ワルと善 の戦いなのか、

それとも
ワル と ワルの 戦いなのか、

はたまた、
ワルと極ワルとの戦いなのか

歴史の法廷 において 明らかになるまで
生きていたい と 願っています。


 

 

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